矯正治療に要する期間(治療期間)
1.動的治療期間(装置を用いて歯や顎骨を動かしている期間)
2.静的治療期間(保定:動的治療後の歯並びを保つこと の期間)
1.動的治療、動的治療期間
治療期間は、歯並びの種類や程度、上下の顎の位置などによって違います。
顎骨が成長の途中であったり、永久歯が生えかわる時期に治療を行なう場合(T期治療)は、
数か月〜1年程度で部分的な治療は終わります。
しかし、さらに長い期間を要する治療を行なう場合もあります。
T期治療のポイントは、この時期にどうしてもしておかねばならない治療目標を見極めて、
治療期間が長期に及ばないようにすることです。

リンガルアーチ 主線+補助弾線 セクショナルアーチ
治療後は、上下の顎骨の成長が続きます。さらに思春期成長スパートの開始からその収束までと
上下の12歳臼歯までの永久歯が生え揃うまでの間、数か月に一度のペースで経過観察をします。
一方、顎骨の成長がほぼ完了して、上下の12歳臼歯までの永久歯全部が生え揃ってからの
治療(マルチブラケット装置による全体的治療で、T期治療を行なった場合にはU期治療、
成人矯正とも云います)を行なう場合は、およそ1年半〜2年程度の(動的治療)期間を要します。
 
上下顎マルチブラケット装置による治療中
2.静的治療、保定、静的治療期間、保定期間
治療後は、治療した歯並びが元に戻らないように保定(静的治療)を行います。
当院では、歯の裏側に保定装置(細いワイヤー)を貼り付けています。
保定期間は出来るだけ長いほうが好ましいとされています。
当院では通常5年以上を目安に保定装置を装着しています。
保定については、後戻りをご覧下さい。

保定装置(Lingual bonded retainer)を装着中;細いワイヤーを歯に直接、接着しています
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