矯正治療に要する料金(治療費)
1.私費診療(自由診療)の矯正治療
2.保険適用される矯正治療
1.矯正治療は、通常、すべて私費診療(自由診療)です。
したがって、各々の診療所によって費用に差があります。
また、歯並びの状態や使用する装置によっても費用が大きく異なります。
いずれにしても、数十万程度は必要となりますから、治療を始める前に矯正歯科医から
費用と支払方法についてしっかり説明を受けておくことが肝心です。
2.ただし、下記に示す「厚生労働大臣が定める疾患」に起因した咬合異常
(*医療機関が歯科矯正診断料の施設基準に適合していることが必要です) と、
唇顎口蓋裂、第一・第二鰓弓症候群、鎖骨頭蓋異骨症、Crouzon症候群、
Treacher-Collins症候群、Pierre-Robin症候群、Downs症候群、
ラッセルシルバー症候群、ターナー症候群、ベックウィズ・ヴィードマン症候群、
尖頭合指症(アペール症候群などが含まれる)、ロンベルグ症候群、
先天性ミオパチー、顔面半側肥大症、エリス・ヴァン・クレベルド症候群、
軟骨形成不全症、外胚葉異形成症、神経線維腫症、基底細胞母斑症候群、
ヌーナン症候群、マルファン症候群、プラダーウィリー症候群、顔面裂
筋ジストロフィー、大理石病、色素失調症、口−顔−指症候群、メービウス症候群、
カブキ症候群、クリッペル・トレノーネイ・ウェーバー症候群、ウィリアムズ症候群、
ビンダー症候群、スティックラー症候群
「顎変形症」の術前術後の矯正治療
(*顎口腔機能診断料の施設基準に適合していることが必要です) には保険適用されています。
…ここで云う「顎変形症」とは、上下の顎骨の大きさや位置に問題があって、
通常の歯科矯正治療に加えて、顎骨を移動する手術を併用する場合を
意味しています。
したがって、上下の顎骨の大きさや位置に問題があっても、手術を併用せずに
治療を希望される場合は、保険治療の対象とはなりません。
詳しくは顎変形症をご覧ください。
当院は、歯科矯正診断料ならびに顎口腔機能診断料の施設基準に適合しています。
また、自立支援医療(育成医療、更生医療)の指定医療機関です。
なお、これらの疾患に対する矯正治療を保険で行う場合には、
保険診療で許されている器具・材料や治療法を使用しなければなりません。
それ以外の器具・材料や治療法を希望される場合は私費診療(自由診療)となります。
また、その場合には、形成外科などで行う顎矯正手術も私費となります。
もう一つ、患者さんに認識しておいていただかねばならない重要なことがあります。
それは、顎矯正手術と顔面輪郭形成術についてです。
これまでに説明してきた上・下顎に対して前後的・上下的・回転移動を行う顎矯正手術は、
顎の大きさや位置が好ましい状態ではなくて、
そのために従来の歯科矯正治療のみでは咬合(噛み合わせ、歯並び)の改善が
非常に困難であると考えられる場合に行うものです。
顎矯正手術は顔面輪郭形成術に含まれるものですが、
あくまでも上・下顎の歯列を移動させて、咬合の改善を目的としたものです。
したがって、上・下顎の一部分、例えば、
いわゆるエラが張っているのを小さくしたりとか、オトガイだけの形を変えたりと云った
輪郭の修正までを含んでいるのではありません。
初診時(矯正相談時)には時間をかけて治療内容や費用について詳しい説明をします。
初診時(矯正相談)にはおよそ1〜1.5時間かかります。個々の症例によって異なります。
ご来院の前にはご予約をお願いいたします。
すべて予約診療ですので、余裕を持って、予約時間の5〜10分前までにお越しください。
*遅れて来院された場合には、ご本人の治療に必要な時間を確保するためと、
次の患者さんを時刻通りに診療にするために、診療をお断りすることがあります。
矯正治療は通常、自由診療(私費診療)で、当院の相談料は3,675円です。
また、保険診療となる場合もありますので念のため保険証もご持参ください。
先ず、診療チェアーで、お口の中の状態(噛み合わせ、歯並び)や顎の関節の状態、
さらに、顔つきや口もとの状態(顔の骨格)をみせていただきます。
必要と思われた場合には、レントゲン写真(パノラマX線写真や顎関節規格X線写真)
を撮影することもあります。
次に、カウンセリングルームに移って、
1)現在の状態と治療の意義
2)治療方法と使用する装置
3)治療開始時期と治療期間
4)治療費
5)注意事項、その他について概略をご説明をいたします。
矯正治療をされるかどうかは、帰宅されて、ゆっくり検討されてからで構いません。
治療をご希望の方は、検査のご予約をしていただくか、
あるいは(予約の状況にもよりますが)、すぐに当日、検査に進むことも可能です。
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